残り 15
ChatGPT実践シリーズ 第7回 | 所要15分

「デザインができない」は、
もう理由になりません。

店頭のPOP、SNSのバナー、求人の告知画像、商品写真の背景。これまでは「外注して3日待つ」か「自分で頑張って崩れる」の二択でした。ところが2026年、AI画像生成は日本語の文字が崩れない段階に入り、既存の写真を会話で直せるようになりました。この記事は、絵心もデザインソフトも無い人が、今日1枚を作りきるための手順書です。作り方だけでなく、権利まわりで事故らないための線引きまで、まとめて持ち帰ってください。

案内役はこの子、うごく君。つまずきやすいポイントを、先回りして教えます。
🏁 結論から言います

AI画像で差がつくのは、センスではなく
「使う場所を先に決めているか」だけ。

きれいな絵を出すのは、もう誰でもできます。差がつくのは、どこに貼るか・何を読ませるか・誰の権利に触れるかを先に決めているかどうか。第7回でいちばん練習してほしいのは、実は生成ではなく「出口から逆算する」ことです。

BEFORE / 今のあなた
  • POP1枚のために外注し、3日待って修正でまた2日
  • 素材サイトを45分さまよって、結局しっくり来ない
  • AIに頼んだら文字が崩れた記憶で止まっている
  • 作れたとしても、商用で使っていいのか分からない
  • スマホの商品写真が、背景の生活感でそのまま出せない
AFTER / 15分後のあなた
  • 用途とサイズから逆算して発注できる
  • 5点セットの型で、日本語の文字入り画像が1発に近づく
  • 手元の写真を会話だけで編集できる(背景・不要物・明るさ)
  • 権利の線引きが紙1枚になり、社内に配れる
  • 気に入った型を保存して量産する入口が見える
📌 この記事のいちばん新しい部分:2026年4月21日、画像生成の新モデル GPT Image 2(ChatGPT内の表示名:ChatGPT Images 2.0) が公開されました。描く前に構図と文字配置を考える仕組みが入り、日本語をはじめとする非ラテン文字の描画が実用水準まで改善。背景透過や既存画像の編集にも対応し、無料プランを含む各プランで使えます(推論を挟むモードや生成できる枚数はプランで差があります)。STEP2・STEP3で、その使い方と、中小企業が今日から取れる安全な一歩をお渡しします。
うごく君より

こんにちは、うごく君です。「きれいだけど、使えない画像ができた」——これ、第7回でいちばん多い“もったいない”です。原因はAIの性能じゃなくて、どこに貼るかを言っていないことと、入れたい文字を「」で渡していないこと。この記事を上から15分やり切ると、次の状態になります。

  • 用途とサイズを先に決める「出口から逆算」が身につく
  • 文字が崩れない5点セットの型でPOP・バナーが作れる
  • 手元の写真を背景差し替え・不要物消しまで直せる
  • 「なんか違う」を直す言葉に翻訳できる
  • 商用利用・肖像権・AI表示の線引きが紙1枚になる
30秒でわかる

「AIで画像を作る」って、
結局なにをするの?

難しい話ではありません。やることは、たった3つ。この順番を飛ばすと、何枚作っても使えません。

🎯

1. 決める
= どこに貼るかを先に

店頭A4なのか、Instagramの正方形なのか、印刷なのか画面なのか。出口が決まると、指示は9割書けます。ここを飛ばすのが最大の遠回りです。

🖌️

2. 描かせる
= 5点セットで頼む

用途・主役・文字・雰囲気・余白。この5つを書くだけで、当たり率が変わります。文字は必ず「」で正確に渡します(STEP2)。

🔍

3. 確かめる
= 直して、権利を見る

会話で直し、出す前に権利チェック。実在の人物・他社ロゴ・キャラクターに触れていないか。この3分が、会社を守ります(STEP5)。

CHATGPT MASTER | LESSON 07

第7回:画像生成&写真編集
― POP・バナー・商品ビジュアルの内製化 ―

絵心もデザインソフトも要りません。上から順に進めるだけで、1枚が仕上がるように作りました。所要時間の目安は合計15分です。

💡 最初にこれだけ

画像を頼む前に、「これは、どこに貼りますか?」に自分で答えてください。店頭のA4なのか、スマホで見るSNSなのか、名刺サイズなのか。同じ「かっこいいバナー」でも、出口が違えば正解はまったく別物です。AIは用途を推測しません。逆に言えば、出口さえ伝われば、サイズ・文字の大きさ・余白の取り方まで、向こうが埋めてくれます。

なぜ「同じChatGPT」で、ここまで差がつくのか

研修の現場で「AI画像、使えなかった」という方の画面を見せてもらうと、原因はほぼこの2つに集約されます。

POINT 01

頼み方が「バナー作って」で止まっている

これは、デザイナーに「いい感じにお願いします」とだけ言って帰るのと同じです。何の店で、誰に向けて、どこに貼り、何と書くのか。人間のデザイナーなら聞き返してくれますが、AIは推測して埋めてしまう。当たり障りのない画像が出てくる正体は、ここです。

POINT 02

「1発で完成させよう」としている

AI画像は会話で育てるものです。1枚目は“たたき台”。プロほど、1枚目を見てから「文字をもう2回り大きく」「人物は外して」と3〜5回直します。1発で決まらなかったから諦める——これが、いちばんもったいない離脱です。

失敗しないための、たった2つのルール

RULE 01

実在の人物・他社のロゴ・キャラクターは、はじめから入れない

有名人に似た顔、他社の商標、人気キャラクターに寄せた絵。これらは作れてしまうが、商用で使うと権利侵害になり得る領域です。「出せたから使える」ではありません。触らないのが最短の安全策です(STEP5で詳しく)。

RULE 02

お客様・従業員の顔写真は、同意なくアップロードしない

写真編集は便利ですが、他人が写った写真をAIに渡すのは本人の同意が前提です。社内の掲示物であっても同じ。会社で使うなら、この線引きを紙1枚にして共有するところまでが第7回の宿題です。

この記事のゴール:画像活用にも「3段階」がある

いきなり3段目を目指さないでください。1段目だけでも、外注費と待ち時間は確実に減ります。

LEVEL 1 / まねる

型どおりに、1枚つくる

用途を決め、5点セットのテンプレに当てはめて頼むだけ。ここまでで「外注していた1枚」が社内で出せるようになります。

今日ここまで来れば合格
LEVEL 2 / 直す

手元の写真を、会話で編集する

背景の生活感を消す、不要物を消す、文字を載せる、明るさを整える。撮り直しに行かなくてよくなる段階です。

効果がいちばん大きい
LEVEL 3 / 回す

型を保存して、毎月量産する

当たった指示をプロジェクトやマイGPTに残し、担当者が代わっても同じ品質で出せる状態に。ここから自立型AIにつながります。

第11回・第13回へ
STEP1
PURPOSE / 所要2分
まず、用途とサイズを決める

生成ボタンを押す前に、ここだけ決めてください。この2分が、後の13分すべての当たり率を決めます。決めるのは4つだけです。

先に決める「4つ」
1
どこに貼るか(出口)店頭POP/SNS投稿/チラシ/名刺/Web/社内掲示。印刷なのか画面なのかで、文字の太さも色の濃さも変わります。
2
縦横の比率正方形(1:1)/縦長(4:5・9:16)/横長(16:9)/A4縦(およそ1:1.41)。比率を言わないと、たいてい正方形で出てきます。
3
誰が、どのくらいの距離で見るか「レジ横で30cm」と「駐車場から5m」では、必要な文字の大きさが5倍違います。ここを書くと、勝手に読みやすくしてくれます。
4
いちばん読ませたい一言画像に入れたい文字は最大でも3要素まで。「本日限定」「ランチ990円」「11:00〜14:00」。欲張ると、全部読まれません。
出口別・比率の早見表
出口比率の目安文字量の目安気をつけること
店頭POP(A4)縦 1:1.41大2・小1離れて読める太さ。細い明朝は不利
Instagram投稿1:1 または 4:5大1・小1スマホの親指の下に文字を置かない
ストーリーズ・縦動画9:16大1のみ上下に安全余白。UIで隠れます
YouTubeサムネイル16:9大1(〜13字)スマホでは小さい。文字は大胆に
チラシ・折込A4縦/B5大1・中2・小印刷は画面より暗く出やすい
ECの商品画像1:1原則なし各モールの規約(文字入れ可否)を先に確認
⚠️ 印刷に出す予定があるなら、ここで言う
画面で見てきれいでも、印刷すると暗く・沈んで出ることがあります。印刷予定なら最初に「印刷用。明るめ・コントラスト高め・細い線は避けて」と伝えてください。また、本格的な印刷入稿(塗り足しやCMYK指定など)が必要な案件は、AIで作ったラフを持って印刷会社に相談するのがいちばん早いです。AIは「たたき台まで」と割り切ると、失敗しません。
うごく君のひとこといちばん多い失敗はね、「かっこいい画像」を目指しちゃうこと。POPの目的は、かっこよさじゃなくて「3秒で伝わること」だよ。目的を先に言葉にすると、AIも人も、迷わなくなる。
STEP2
PROMPT / 所要4分
★ 文字が崩れない「5点セット」の型

ここが第7回の中心です。画像の指示は、5つの箱を埋めるだけ。テンプレをコピーして、〔 〕の中を書き換えて送ってください。それだけで、当たり率が体感で変わります。

5点セット=この5つを書く
1
用途とサイズどこに貼るか+比率。STEP1で決めたもの
2
主役何を真ん中に置くか。1枚に主役は1つ
3
入れる文字必ず「」で、一字一句そのまま渡す
4
雰囲気・色写真風/イラスト風、店の雰囲気、使う色
5
余白と構図ロゴを置く場所、文字を載せる空きスペース
入れないもの人物・他社ロゴ・実在の商標など、禁止事項
✕ もったいない例
「ランチのバナー作って」
→ 何の店かも、何と書くかも分からず、どこにでもある写真素材風の画像が出る
◎ 効く例
「Instagram投稿用に1:1で。定食のプレートを真上から。文字は『ランチ990円』を大きく、下に小さく『11:00〜14:00』。木のテーブルで温かい雰囲気。右下はロゴ用に空けて。人物は入れないで」
そのまま使えるテンプレ(基本形)
📋 画像生成の基本テンプレ
画像を1枚作ってください。

【用途】〔例:店頭に貼るA4のPOP。3m離れて見る〕
【比率】〔例:縦 1:1.41〕
【主役】〔例:湯気の立つ日替わり定食を、斜め上から〕
【入れる文字】※一字一句このとおりに
 大きく:「〔例:日替わりランチ 990円〕」
 小さく:「〔例:平日 11:00〜14:00/スープ・小鉢つき〕」
【雰囲気】〔例:木の質感、自然光、あたたかい。落ち着いた色味〕
【余白】〔例:右下にロゴを置くので、無地の余白を残す〕
【入れないもの】人物の顔、実在する企業のロゴや商標、既存キャラクター

まず1枚作り、そのあと「文字が読みやすいか」を自分で確認して、
読みにくければ文字を大きくした案をもう1枚出してください。
用途別テンプレ(コピーして使う)
📋 SNSバナー・告知
Instagram投稿用のバナーを1:1で作ってください。
主役:〔告知したいもの〕
文字:大きく「〔13文字以内のいちばん言いたいこと〕」
   小さく「〔日付・時間・場所などの条件〕」
条件:スマホの小さい画面でも大きい文字が読めること。
   背景はごちゃつかせず、文字の後ろは無地に近くする。
   人物の顔と、実在する企業のロゴ・商標は入れない。
同じ雰囲気で、色違いの案を3枚並べてください。
📋 手描きラフ → 清書
添付は、私が手で描いたラフです。
このレイアウト(要素の位置関係)は変えずに、
きれいなデザインに清書してください。

【用途】〔どこに貼るか〕 【比率】〔例:A4縦〕
【文字】ラフに書いた文字を、一字一句そのまま使う
【雰囲気】〔例:清潔感、青系、かたすぎない〕
【注意】読めない手書き文字があれば、勝手に推測せず質問してください。
📋 図解・説明スライド用
説明用の図解を1枚作ってください。横長16:9。
テーマ:〔例:当社の受注から納品までの流れ〕
流れ:〔例:問い合わせ → 現地確認 → 見積 → 施工 → 引渡し〕
条件:日本語の文字を正確に。矢印で左から右へ。
   色は3色までに抑え、装飾より読みやすさを優先。
   専門用語は使わず、はじめての人が分かる言葉にする。
文字を崩さないための、5つのコツ
  1. 入れたい文字は必ず「かぎかっこ」で囲んで渡す(説明文と区別させる)
  2. 1枚に入れる文字は3要素まで。多いほど崩れやすくなります
  3. できるだけ短く。長文はそもそも読まれず、崩れる確率も上がります
  4. 崩れたらその部分だけ直させる(「『990円』の表記が違うので直して」)
  5. どうしても直らない文字は、無地の余白を作らせて、あとから貼る
⚠️ 数字と日付は、必ず声に出して読む
「990円」が「099円」に、「11:00〜14:00」が「11:00〜11:00」になっていても、ぱっと見では気づきません。印刷してから気づくと、刷り直しです。金額・日付・時間・電話番号は、指差し確認するくらいで、ちょうどいいと思ってください。
うごく君のひとことプロっぽく見せる裏ワザをひとつ。「余白を多めに」って足してみて。素人っぽく見える原因の8割は、詰め込みすぎなんだ。情報を減らすと、なぜか高そうに見えるよ。
STEP3
EDIT / 所要3分
★ 手元の写真を、会話で編集する

ゼロから作るより、すでにある写真を直すほうが、実は効果が大きい。撮り直しに行かなくてよくなるからです。やり方は簡単で、写真を送って、日本語で直してほしいことを言うだけです。

手順(スマホでもPCでも同じ)
  1. チャットの入力欄から、直したい写真をアップロードする
  2. 直してほしいことを、普通の日本語で1つずつ書く
  3. 返ってきた画像を見て、気になる箇所だけさらに指示する
  4. 気に入ったらダウンロード。元の写真は必ず残しておく
よく使う、写真編集の6パターン

🪄背景を差し替える

  • 「商品はそのまま、背景を白い無地にして」
  • 「背景の生活感(家庭のキッチン)を、木のカウンターに」
  • 「背景だけ自然にぼかして、商品を目立たせて」

🧹不要なものを消す

  • 「奥に写っている段ボールを消して、自然に埋めて」
  • 「電線とゴミ箱を消して。建物はそのまま」
  • 「テーブルの上の私物だけ消して」

💡明るさ・色を整える

  • 「暗いので、自然な範囲で明るくして」
  • 「色かぶり(黄色っぽさ)を取って、白を白に」
  • 「料理がおいしそうに見える色味に寄せて」

✂️切り抜き・比率を変える

  • 「背景を透過して、商品だけ切り抜いて」
  • 「1:1の投稿用に、主役を中央にして切り出して」
  • 「横長の写真を、縦9:16に自然に広げて」

🔤文字を載せる

  • 「この写真の上に『本日入荷』を大きく」
  • 「左上に帯を作って、そこに店名を白抜きで」
  • 「文字が読みやすいよう、背景を少し暗くして」

📐そろえる・量産する

  • 「この5枚を、同じ明るさ・同じ背景にそろえて」
  • 「同じデザインで、文字だけ差し替えた案を4枚」
  • 「この雰囲気を保ったまま、季節を秋に」
📋 商品写真の背景差し替え
添付の商品写真を編集してください。

【変えないもの】商品そのものの形・色・質感・ラベルの文字
【変えるもの】背景を〔例:白い無地/木のカウンター〕にする
【条件】影は自然に。商品の輪郭を不自然に削らない。
    EC用の1:1で、商品の周りに少し余白を残す。
【最後に】変更した箇所を、箇条書きで教えてください。
⚠️ 写真編集で、いちばんやってはいけないこと
商品そのものを「盛る」編集です。実物より量が多く見える、実物にない光沢がついている、色が実物と違う——これは景品表示法(優良誤認)の問題になり得ます。背景を整えるのはOK、中身を偽るのはNG。この線を、社内で共有してください。あわせて、他人が写り込んだ写真を同意なく加工・公開しないことも徹底を。
うごく君のひとこと編集を頼むときのコツは、「変えないもの」を先に言うこと。「背景を白に」だけだと、商品まで描き直されることがあるんだ。守ってほしいものを守らせる——これ、人に仕事を頼むときと同じだね。
STEP4
REVISE / 所要2分
「なんか違う」を、直す言葉に変える

1枚目で決まらないのが普通です。問題は、多くの人が「なんか違う」で止まってしまうこと。ここを言葉に変えられるかどうかが、素人とプロの分かれ目です。下の言い換え表を、そのまま使ってください。

「なんか違う」の翻訳表
✕ なんか安っぽい◎ 余白を増やし、色数を3色までに
✕ 見づらい◎ 文字の後ろを無地にして、文字を2回り大きく
✕ 素材っぽい◎ 真上からの構図に変えて、生活感を少し残す
✕ 派手すぎる◎ 彩度を落とし、背景を単色に近づける
✕ うちの店っぽくない◎ 木・鉄・白などの素材と、店の色を指定する
✕ 目立たない◎ 主役を画面の6割まで大きく、背景をぼかす
✕ 古い感じがする◎ 影を弱く、線を細く、余白を大きく
✕ 文字が変◎ 「〇〇」の文字だけ、この表記に直して
直すときの3原則
1
一度に1つだけ直す「文字を大きく、背景を白に、構図も変えて」と3つ同時に頼むと、良かった部分まで変わります。1つずつが結局いちばん速い。
2
「ここは変えないで」を必ず添える「文字の大きさだけ変えて、構図と色はそのまま」。守るものを言わないと、毎回まったくの別物が返ってきます。
3
3回直して決まらなければ、作り直す元が方向違いのときは、直すより最初から。5点セットのどこが抜けていたかを見直すほうが速いです。
📋 修正指示の型
今の画像を、1点だけ直してください。

【直すところ】〔例:「990円」の文字を、2回り大きく〕
【変えないところ】構図・色味・背景・その他の文字はそのまま
【理由】〔例:3m離れた場所から読ませたいため〕

直したあと、変更点を1行で教えてください。
シリーズで揃えたいとき

同じトーンのバナーを何枚も作りたいときは、気に入った1枚を「基準」として指定します。「この画像のデザイン・配色・文字の位置はそのままに、文字だけ『〇〇』に差し替えて、あと3枚」。この頼み方だと、担当が違っても見た目が揃います。ブランドが揃うと、それだけで信用が上がります。

うごく君のひとこと気に入った1枚ができたら、そのときの指示文をメモに残しておいて。次の月、ゼロから考え直さなくて済むよ。この「当たった指示の貯金」が、あとでSTEP6と第11回のマイGPTに効いてくるんだ。
STEP5
RIGHTS / 所要3分
★ 出す前の「権利チェック3分」

第7回でいちばん大事なのが、ここです。作る技術より、出していいかを判断する目のほうが、会社を守ります。難しくありません。5つ確認するだけです。

出す前の5点チェック
1
実在の人物に見えないか有名人に似た顔、特定の個人を想起させる顔は、肖像権・パブリシティ権の問題になり得ます。広告や商品ページでは特に危険。人物が必要なら、実在しない人物であることを明示して作らせ、それでも不安なら人物を入れない選択を。
2
他社のロゴ・商標・キャラクターが写っていないか背景に紛れ込むこともあります。競合の商品やブランドに酷似した画像を自社の宣伝に使うと、不正競争防止法などに触れるおそれがあります。人気キャラクターに寄せた絵も同じです。
3
既存の作品に似すぎていないか特定の作家・作品のスタイルを名指しして真似させるのは避けます。「〇〇風」で指名しないのが安全。雰囲気は「水彩画風」「レトロな印刷風」のように、一般的な表現で指定します。
4
事実と違うことを言っていないか実物にない盛り、根拠のない「日本一」「No.1」、産地や成分の誤り。景品表示法の問題です。AIは平気で“それっぽい表現”を足してくるので、文言は人が最終確認
5
お客様・従業員が写っていないか他人が写った写真をAIに渡す・加工する・公開するには、本人の同意が要ります。撮影時に使用範囲まで含めて確認しておくのが、いちばん揉めません。
商用利用について、いま言えること

主要な生成AIサービスでは、生成物を業務・商用で使うことは、規約上、条件つきで認められているのが一般的です。ただし押さえておくべき点が2つあります。ひとつは、「規約でOK」と「第三者の権利を侵害していない」は別問題だということ。もうひとつは、生成物が誰かの権利を侵害した場合、その責任は基本的に使った側が負うという構造になっていることです。だからこそ、上の5点チェックが要ります。

AIで作ったと、表示すべき?

2026年時点で、日本国内には一律の表示義務はありません。ただし世界的には表示を求める流れが強まっており、EU市場に向けて発信・販売する場合は、AI生成であることの透明性が求められる方向です(EU AI法の透明性ルールが2026年8月に適用開始とされています)。海外に出す予定があるなら、早めに確認しておくのが安全です。

また、AI生成画像には来歴情報(C2PA/コンテンツ認証情報)が埋め込まれる仕組みが広がっています。「いつ・何で作られたか」を機械が読み取れるデータです。SNSに上げると消えることもあり、完全ではありませんが、社内では「生成日・使ったツール・指示文」を記録に残すだけでも、後から説明できる状態になります。

⚠️ 入れてはいけない、もうひとつの線引き
写真編集のために、お客様の個人情報が写り込んだ画像(伝票、名簿、免許証、注文票、モニター画面など)をアップロードしないでください。「背景を消したいだけ」でも、画像に写っている情報はすべて渡していることになります。会社で使うなら、①渡してよい画像 ②必ず人が確認する工程 ③公開前の権利チェック——この3点を紙1枚にするところまでが第7回の宿題です。
うごく君のひとこと迷ったときの判断基準を1つだけ。「これ、人間のデザイナーに頼んでも同じことをやってもらうかな?」——他社のロゴを勝手に使ってとは頼まないよね。AIだから許される、は無いんだ。判断の基準は、今までとまったく同じでいいよ。
STEP6
ROUTINE / 所要1分
型を保存して、毎月量産する

1枚作って終わりでは、時短になりません。当たった指示を残すところまでやって、はじめて“内製化”です。1分で終わります。

  1. 第1回で作ったプロジェクトに「販促・ビジュアル」の部屋を用意する
  2. 当たった指示文を、そのまま貼って保存しておく(コピーできる形で)
  3. 店の基本情報(色・雰囲気・使うロゴの位置・禁止事項)を部屋の指示に書く
  4. 採用した画像と、そのときの指示をセットで保管する
  5. 翌月は、文字だけ差し替えて同じ型で回す
うごく君のひとこといきなり完璧な型を作らなくて大丈夫。まずは「今月いちばん良かった1枚」の指示文をコピーして貼るだけ。それを3か月ためると、もう立派なマニュアルになってるよ。

局面別・つくれるもの15種

「何に使えばいいか分からない」を消すための一覧です。この中から、自分が今週やる予定のものを1つだけ選んで試してください。

つくるものひとことで頼むなら効き目
01店頭POP・卓上POP「A4縦。『〇〇』を大きく、3m先から読める太さで」外注費と待ち時間
02SNS投稿バナー「1:1。文字は13字以内。色違いで3案」投稿頻度が上がる
03動画サムネイル「16:9。スマホで読める大きさの文字1つだけ」クリック率
04商品写真の背景差し替え「商品はそのまま、背景を白無地に」撮り直し不要
05求人の告知画像「働く雰囲気が伝わる。顔は入れない」応募の入口
06説明図・フロー図「16:9。左から右へ矢印。3色まで」提案の説得力
07チラシのラフ案「A4縦のたたき台。要素の配置を3案」外注の打合せ短縮
08メニュー表・価格表「表形式。文字は原稿どおり一字一句」更新が自分でできる
09案内・注意書きの掲示「一目で分かる。絵記号+短い文」多言語版も同時に
10手描きラフの清書「配置は変えず、きれいに清書して」いちばん外れない
11提案書の表紙・扉「落ち着いた印象。社名を置く余白を残して」第一印象
12SNSアイコン・ヘッダー「業種が3秒で伝わる。小さくても分かる形」ブランドの統一
13季節・キャンペーン差し替え「デザインはそのまま、季節を秋に」量産が効く
14社内マニュアルの挿絵「作業手順の図。人物は簡略な形で」教育コスト
15イベント・告知ポスター「日時・場所を正確に。読ませる順に強弱を」集客

費用対効果を「時間と外注費」で見える化する

画像は、シリーズの中でも効果が金額で見えやすい回です。時間だけでなく、外注費がそのまま減ります。下は現場でよく見る幅の目安です(内容・品質要件により変動します)。

よくある制作これまでAI併用後効き方
店頭POP 1枚外注3日待ち/自作60分15分▲待ち時間ごと
SNSバナー 月8本外注 or 自作4時間1時間▲3時間/月
動画サムネ 月4本2時間30分▲1.5時間/月
商品写真 20点の背景処理撮り直し半日40分▲撮影ごと
素材サイト探し1回45分5分▲月数時間
チラシの方向性決め打合せ+往復2日ラフ15分で共有▲往復回数

📐 かんたんな損益分岐の出し方

月額 3,100円÷自分の時給(例 2,500円)月に約75分

この約75分を時短できれば元が取れる計算です。上の表なら、SNSバナー1か月分だけで超えます。外注していた分があるなら、初月から差し引きプラスになることも珍しくありません。

⚠️ 数字を出すときの注意
「60分が15分になった」は、直しと確認の時間を含めて測ってください。AIの1枚目をそのまま出せることは、まずありません。数字の読み合わせ、権利チェック、印刷確認——これらは必ず発生します。ここを含めない試算は、社内で必ず崩れます。含めても十分に速い。それが正直な結論です。そして「外注をゼロにする」ではなく「外注の前工程を社内で終わらせる」と考えるほうが、現実的で失敗しません。

プロが見ている、初心者がやりがちな8つの落とし穴

1用途を言わずに頼む

「どこに貼るか」を書かないと、比率も文字の大きさも当てずっぽうになります。最初の1行に用途を。

2文字を地の文で渡す

「ランチ990円と入れて」ではなく「」で囲って渡す。説明文と入れる文字を、AIが区別できるようになります。

3情報を詰め込みすぎる

入れたい文字が5つも6つもあると、全部が小さくなり、結局何も読まれません。3要素までに絞る。

41発で決めようとする

1枚目はたたき台。3〜5回直すのが標準です。1回で諦めるのが、いちばんもったいない。

5数字・日付を確認しない

金額や時間が微妙に違っていても、見た目では気づけません。印刷前に指差し確認を習慣に。

6「〇〇風」で作家名を出す

特定の作家・作品を名指しして寄せるのは避けます。一般的な画風の言葉で指定すれば十分です。

7当たった指示を捨てている

毎月ゼロから考え直すのは、いちばんの時間の無駄。指示文を残すだけで、翌月が数分になります。

8権利チェックを飛ばす

作る技術より、出していいかを見る目のほうが会社を守ります。公開前の3分を、必ず工程に入れる。

画像が効く、局面別の使いどころ

🏪店舗・現場で

  • 日替わり・数量限定のPOPを、当日中に差し替える
  • 注意喚起の掲示を、絵記号つきで多言語同時に
  • 作業手順書に、分かりやすい図解を添える
  • 現場写真から、電線やゴミを消した実績写真へ

📣販促・ECで

  • 商品写真の背景をそろえ、一覧の見た目を統一
  • 季節・キャンペーンごとの差し替え版を量産
  • 広告バナーのA/B案を、その場で3案出す
  • クラウドファンディングの説明図を内製

🏠暮らしで

  • 町内会・PTAのお知らせやチラシを、数分で
  • 年賀状・招待状・席次表のデザイン案
  • 古い写真の色あせや傷を、自然に補正する
  • フリマ出品の商品写真を、背景無地に整える

📚学び・仕事の説明で

  • 難しい概念を、1枚の図にして理解する
  • 提案書・企画書の表紙と、中の説明図
  • 研修資料のイラストを、統一トーンで用意
  • 子どもへの説明を、絵にして伝える

ちなみに:他の画像AIと、どう使い分ける?

「結局どれがいいの?」とよく聞かれます。優劣ではなく得意分野の違いです。1つに絞らず、用途で持ち替えるのが2026年の実務です。

やりたいことChatGPTの画像生成Geminiの画像生成デザインツール系
日本語の文字入りバナー・POP◎ いちばん直結○(自分で組む)
図解・説明スライド◎ 配置に強い
写真のような質感・人物◎ 得意×
雰囲気の案出し・ムードボード◎ 量を出せる
会話の流れで作って直す◎ 相談しながら
テンプレから確実に仕上げる◎ 印刷まで

ここに「自立型AI」が加わると、何が変わるか

2026年7月、ChatGPTに業務エージェント Work が加わりました。目標を伝えると工程を自分で分解し、複数のアプリやファイルを横断して完成した成果物まで仕上げるモードです。画像は、この流れといちばん相性がいい領域のひとつです。

📌 何が変わるのか、ひとことで

これまでは「1枚ずつ、人が頼んで、人が貼る」でした。自立型AIが入ると、「今月の販促方針を渡すと、必要な画像一式と投稿文まで揃って戻ってくる」に近づきます。作業が「点」から「工程」に変わる、ということです。

今まで / 1枚ずつ
  • 1枚ごとに指示を書く
  • サイズ違いは、その都度作り直す
  • 投稿文は別のチャットで考える
  • フォルダ整理と貼り付けは手作業
これから / 工程ごと
  • 方針を渡すと1か月分の案が並ぶ
  • 同じデザインのサイズ違いを一括
  • 画像と投稿文・配信日程がセットで
  • 資料やスライドに組み込んだ状態で返る
✅ 任せやすい仕事 向いている
  • 1つのデザインから、媒体別サイズを一括で作る
  • 季節・価格違いの差し替え版を、まとめて用意する
  • 資料の中に入れる説明図を、章立てに沿って作る
  • 商品写真の背景を、同じ条件でそろえて処理する
  • 過去に反応が良かった投稿を分析し、次の案を出す
⛔ まだ任せない仕事 要注意
  • 確認なしでのSNS投稿・広告出稿・入稿
  • 価格・日付・成分など、事実に関わる文言の最終確定
  • お客様や従業員が写った写真の一括処理
  • 他社ブランドが絡む比較広告のビジュアル
  • 権利チェックを通していない画像の公開
自立型AIに画像を任せる前に、決めておく6つ
1公開の直前に、人の承認を置く

「投稿」「入稿」「広告配信」の一歩手前は、必ず人が見る設計に。作るのは任せて、出すのは任せない。

2権利チェックを工程に組み込む

STEP5の5点チェックを、承認の画面に貼っておく。人が変わっても同じ基準で止まります。

3渡してよい素材の場所を限定する

接続するフォルダを絞ります。「全部つなげば便利」は、事故のときの被害範囲も全部になるということ。

4文言の一次情報を決めておく

価格・日時・仕様はどのファイルが正かを先に決める。AIに考えさせない項目を作っておきます。

5ブランドの決まりを1枚にする

使う色・ロゴの余白・禁止表現。これを渡しておくと、出てくるものの品質が一気に安定します。

6まず1媒体・1か月で実証

全社展開の前に、1つの媒体で1か月。削減時間と失敗パターンを実測してから広げると、反発が起きません。

うごく君のひとこと自立型AIの実力は、渡した素材と決まりごとの整い方にそのまま比例するよ。第1回で作った設定、第6回で整えた数字、そして第7回で決めるブランドの決まりと権利の線引き。これが揃っていないと、Workに任せても的外れな成果物が返ってくるだけなんだ。今日の宿題は、そのまま第13回の準備になってる。

つまずいたときのチェックリスト

日本語の文字が、やっぱり崩れる
まず、入れたい文字を「」で囲って渡しているか確認を。次に、文字数を減らす(1要素13字以内が目安)。それでも崩れる場合は、その文字だけを直させる指示に切り替えます。「『990円』の表記が違うので、そこだけ直して」。最終手段として、文字の入る場所を無地の余白として作らせ、文字はあとから載せる方法が確実です。有料プランで使える、じっくり考えるモードに切り替えると改善することもあります。
指定したサイズ・比率で出てこない
比率は数字で指定してください(「1:1」「16:9」「縦 1:1.41」)。「A4で」だけだと伝わらないことがあります。それでも合わない場合は、生成後に「この画像を16:9に、主役を中央にして切り出して」と編集で直すのが早いです。厳密な印刷サイズが必要な案件は、AIでラフを作り、仕上げは印刷用のツールで行うのが確実です。
直すたびに、まったく別の絵になってしまう
「変えないところ」を書いていないのが原因です。「構図・色味・背景はそのまま、文字の大きさだけ変えて」のように、守るものを毎回添えてください。それでも大きく変わる場合は、気に入った1枚を基準として添付し、「この画像を基準に、ここだけ変えて」と頼むと安定します。
画像が生成できない・上限に当たった
プランごとに、一定時間あたりの生成枚数に上限があります。上限に当たった場合は時間をおくか、上位プランを検討してください。また、依頼内容が安全上のルールに触れていると生成されないことがあります(実在の人物、他社ブランド、著名キャラクターなど)。その場合は、固有名詞を外して一般的な表現に言い換えると通ることが多いです。通らない依頼を無理に通そうとしないでください——たいてい、そこが権利上のリスク地点です。
作った画像を、どこに保存すればいい?
生成した画像はダウンロードして、社内の共有フォルダに「用途_年月_版数」で保存するのがおすすめです。あわせて、そのときの指示文もテキストで一緒に置いてください。翌月の差し替えが数分で終わります。チャット内に置いたままにすると、担当者が代わったときに全部消えたのと同じになります。
スマホだけでもできますか?
できます。生成も、写真をアップロードしての編集も、スマホアプリで完結します。むしろ現場で撮ってその場で直す使い方は、スマホのほうが速いです。ただし、複数枚をまとめて扱う作業や、細かい確認はPCのほうが楽です。撮る・直すはスマホ、仕上げと保存はPCの組み合わせが現実的です。

安全に、かしこく使うために

1渡さない画像の線を引く

個人情報が写った書類、名簿、モニター画面、同意のない人物写真。「背景だけ直したい」でも、全部渡していることになります。

2組織で使うなら統制ごと

法人向けプランでは、入力内容が学習に使われない扱いが標準です。「禁止」より「安全な選択肢を配る」ほうが機能します。

3出す前に、必ず人が見る

文字の誤り、権利、事実との相違。公開前チェックを工程として置いてください。作る速さより、ここが会社を守ります。

4記録を残す

生成日・使ったツール・指示文を残しておくと、あとから経緯を説明できます。将来の表示ルールにも備えられます。

よくある質問

無料プランのままでも、画像は作れますか?
作れます。2026年4月の新しい画像モデルは、無料プランを含む各プランから利用できます。ただし1日あたりの生成枚数に制限があり、じっくり考えてから描くモードは有料プラン向けとされています。まず無料で数枚試し、上限に当たる頻度を見てから課金を検討するのが合理的です。先に課金してから使い道を探すのが、いちばんもったいないパターンです。
作った画像は、商用利用してもいいですか?
主要サービスでは、規約上、生成物の商用利用は条件つきで認められているのが一般的です。ただし「規約でOK」と「第三者の権利を侵害していない」は別問題で、侵害があった場合の責任は基本的に使った側が負います。実在の人物・他社ロゴ・既存キャラクターを避けること、事実と異なる表現をしないこと。この2点を守るのが実務上いちばん重要です。規約は改定されるため、使うツールの最新の規約をご自身で確認し、迷う案件は専門家にご相談ください。
「AIで作りました」と書く必要はありますか?
2026年時点で、日本国内に一律の表示義務はありません。ただしEU市場向けに発信・販売する場合は、AI生成であることの透明性が求められる方向で、関連ルールが2026年8月に適用開始とされています。国内のみでも、お客様に誤解を与えかねない使い方(実在するかのような人物・体験談の写真など)では、表示したほうが安全です。制度は動くので、最新情報の確認をおすすめします。
デザイナーに外注するのは、もう不要ですか?
いいえ。役割が変わります。おすすめは「たたき台と差し替え版は社内、ブランドの核と印刷入稿はプロ」という分担です。方向性のすり合わせにかかっていた往復が減るので、むしろ外注の質と速度が上がります。実際、ラフを持って相談するようになった会社ほど、外注先との関係が良くなっています。全部を内製化しようとすると、品質の天井にすぐ当たります。
絵心がまったくないのですが、大丈夫でしょうか?
大丈夫です。むしろこの記事の型は、絵が描けない人のために作られています。必要なのは絵の技術ではなく、「どこに貼るか」「何を読ませたいか」を言葉にする力だけ。それは、日々お客様に説明していることと同じです。どうしても言葉にできないときは、紙に殴り書きして写真を撮る——STEP2の「ラフ→清書」が、いちばん確実な近道です。
研修として社内に導入する場合、助成金は使えますか?
人材開発支援助成金など、要件を満たせば活用を検討できる制度があります。ただし対象コース・訓練時間・申請時期などの要件は毎年更新されるため、必ず最新の公募要領と、管轄の労働局へのご確認をお願いします。UGOKU AIでは、要件の整理からご相談いただけます。

理解度チェック(3問・1分)

読んだだけだと、たいてい3日で忘れます。3問だけ答えて、記憶に固定してから閉じてください。

🧠 3問クイズ

選ぶだけ。すぐに答えと解説が出ます。

1AIに画像を頼むとき、結果をいちばん左右するのは?
正解:用途と比率を先に伝えること。出口が決まれば、文字の大きさも余白の取り方も向こうが埋めてくれます。AIは用途を推測しません。長さより、最初の1行に用途です。
21枚目が「なんか違う」とき、いちばん良い進め方は?
正解:1点だけ直し、守るものを添える。まとめて頼むと、良かった部分まで変わります。「構図と色はそのまま、文字だけ大きく」——この一言があるかどうかで、往復回数が半分になります。
3作った画像を公開する前に、いちばん危ない進め方は?
正解:出せたからそのまま使うこと。「生成できた」と「使ってよい」は別です。実在の人物・他社ロゴ・既存キャラクター・事実と異なる表現。公開前の3分が、会社を守ります。判断基準は「人間のデザイナーにも同じことを頼むか」です。

このシリーズの進み方(全15回+番外編)

1回あたり10〜15分、上から順に積み上がる設計です。読む→書く→作る→見せる→任せる→広げるの順で進みます。第7回は、AIの成果が「お客様の目に直接触れる」最初の回です。だからこそ、権利チェックの型をここで持っておくと、以降ずっと効きます。

テーマこの回で手に入るもの時間
第1回ChatGPTの基礎毎回説明しなくていいワークスペース15分
第2回伝わる頼み方10倍の結果を引き出すプロンプトの型10分
第3回ドキュメント分析PDF・長文・紙の書類を数分で要点化15分
第4回メール&文書数秒でプロの文面。断り方・詫び方の型10分
第5回Deep Research調査レポートの自動生成と、裏取りの手順15分
第6回データ分析&Excel連携表計算の中でAIを直接動かす10分
第7回画像生成&写真編集(この記事)POP・バナー・商品ビジュアルを内製化15分
第8回音声モード&会議ハンズフリー活用と、録音→議事録10分
第9回コンテンツ制作SNS投稿・台本・コピーの量産(動画生成も)15分
第10回Canvas会話ではなく“編集画面”で仕上げる10分
第11回マイGPT(GPTs)自分専用AIを作り、社内に配る15分
第12回タスク自動化&アプリ連携定時実行と、Drive・カレンダー等との接続10分
第13回ChatGPT Work自立型AIに“仕事”ごと渡す15分
第14回チーム導入Business設定・共有・社内ルールづくり10分
第15回フルワークフロー1〜14をつないだ完全AI自動化システム15分
番外編総括/セキュリティ情報漏洩・コンプライアンス・社内規程の型15分
COMPLETE

最後まで読んでくれて、ありがとう。

上のチェックを埋めていくと、進み具合がここに出ます。全部でなくて大丈夫。1つでも実際にやった人から、確実に変わっていきます。

0 / 6 ステップ完了
🎓 第7回の宿題

この記事を閉じる前に、今週使う予定の画像を1枚だけ、5点セットのテンプレで作ってください。そしてSTEP5の5点チェックを通してから、実際に使うところまで。それだけで第7回は合格です。次の第8回では、ハンズフリー活用と、録音から議事録までを扱う音声モード&会議 を扱います(所要10分)。

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