求人票づくり・面接・労務・育成まで。むずかしい知識はナシで、事務のプロがいちばんやさしく解説します。最新トレンドと、今日からコピペで使える手順を、うごく君が案内します。
案内役はこの子、うごく君。人事でつまずきやすいポイントを、先回りして教えます。はじめまして、うごく君です。「人事でAIって、なんだか難しそう…」と身構えなくて大丈夫。この記事を上から順に進めるだけで、次のことができるようになります。
「難しそう」と思っているうちに、人事の現場は静かに、でも確実に変わり始めています。
約9割の企業が、人事労務で生成AIを「もう使っている/近く使う」と回答。“導入していること自体”は、もう珍しくありません。
2026年は自立型AI(エージェント)元年。指示に答えるだけでなく、一連の作業を任せられる“デジタルの同僚”へ進化中。
定型作業はAIに任せ、人は“人にしかできない仕事”へ。人事の役割そのものが、管理から価値づくりへと進化します。
全部を一度に変える必要はありません。相性のいい業務を1つ選んで、今日ためすのが正解です。
人事の仕事は「文章づくり・情報整理・人への対応」の集まり。だからこそ、AIと相性が最高です。まずは1つの業務から。むずかしい設定は要りません。
大手だけの話ではありません。「文章・確認・対応」が多い人事ほど、効果が数字に出やすい領域です。
出典:各社・各団体の公表資料より。数値は目安であり、業務や運用で変わります。より詳しくはLINEヤフーの事例や日本の人事部・2026年トレンドをご覧ください。
氏名・住所・マイナンバー・評価・健康情報などの個人情報や社外秘は、そのまま貼らないのが基本。仮名や記号に置き換える、社内で使えるツール/設定を選ぶ、が安全です。
AIは“下書き・相談相手”。合否・評価・処分などの判断は人が決めます。先進企業も「出力は参考情報、最終判断は人」を明確なルールにしています。
求人票・スカウト文・面接の質問づくり。“ゼロから書く時間”がいちばん減る、始めやすい業務です。
あなたは採用のプロです。求職者の興味を引く求人票の素案を作ってください。 【職種】〔例:ホールスタッフ〕 【必要なスキル・経験】〔箇条書きで〕 【求める人物像】〔例:明るく接客が好きな方〕 【自社の魅力・条件】〔待遇・雰囲気などを箇条書き〕 形式:見出し→本文→募集要件の順。文体:親しみやすく、専門性も伝わる表現で。
応募の受付 → 書類の要約 → 日程調整メールの送信 → 一次評価のたたき台づくりまで、一連の流れをまとめて任せられるように。人事は“最後の見極め”に集中できます。
議事録・社内通知・規程のたたき台・よくある質問への返信。“同じような文章”を何度も書く仕事ほど、効果てきめんです。
以下の会議メモを、読みやすい議事録に整えてください。
「①決定事項 ②やること(担当・期限つき)③次回への宿題」の3項目で。
専門用語はやさしく言い換えて。
【メモ】
〔ここに会議メモや文字起こしを貼り付け〕
社内の問い合わせを24時間・自動で回答する仕組みに。「扶養の手続きは?」「有休は何日?」といった定型質問を、AIが規程を参照して即答。人事の“聞かれ待ち”時間が消えます。
研修資料・1on1の問い・評価コメントの下書き・フィードバックの言い換え。“人と向き合う準備”を、AIが支えます。
あなたは部下の成長を支える上司です。以下のメモをもとに、
評価フィードバックの下書きを作ってください。
「①良かった点 ②伸ばしたい点 ③次の期待」の順で、
本人が前向きになれる、具体的で丁寧な表現で。
【本人の状況メモ】
〔事実を箇条書きで。※個人が特定される情報は伏せる〕
社員一人ひとりに合わせてスキルの不足を分析し、学ぶべき研修や動画を自動で提案。「この人には次に何を」を、AIがたたき台として用意してくれます。
従業員アンケートの集計、離職の要因整理、施策のたたき台。“数字を言葉にする”のが得意なAIの、本領発揮です。
以下は従業員アンケートの自由記述です。内容を分析して、
「①多かった意見トップ5 ②ポジティブ/ネガティブの割合の傾向
③明日から打てる改善アクション3つ」にまとめてください。
※個人が特定される表現は除いて要約すること。
【自由記述】
〔回答をまとめて貼り付け〕
データを渡すだけで傾向の抽出 → グラフ化 → 次の打ち手の提案まで自動で。毎月の集計作業が、“ボタン一つ”に近づきます。
「優劣」ではなく「得意分野の違い」で選ぶのがコツ。まずは無料で試せる生成AIから。
| やりたいこと | ChatGPT | Claude | 自立型AI (エージェント) |
|---|---|---|---|
| 迷ったら、まず試す | ◎ 最初の一台 | ○ | △ |
| 長い規程・資料の要約 | ○ | ◎ 大の得意 | ○ |
| 自然で丁寧な日本語 | ○ | ◎ 定評あり | ○ |
| 一連の作業を任せる | △ | △ | ◎ 得意 |
| 最新情報のWeb検索 | ◎ | ○ | ◎ |
| 導入のかんたんさ | ◎ すぐ | ◎ すぐ | △ 設計が要る |
発想はChatGPT、仕上げの日本語はClaude。役割を分けると、片方だけより一段いいものができます。ひとことで言えば——迷ったらまずChatGPT、じっくり書くならClaude。
AIへのお願い(プロンプト)は、次の4つを足すだけで結果が一段よくなります。
あなたは〔役割〕です。 〔だれに〕向けに、〔してほしいこと〕を、 〔形式:箇条書き/表/字数〕・〔トーン〕で作ってください。 【材料】 〔元になる情報を貼り付け。※個人情報は伏せる〕
氏名・評価・健康情報などはそのまま貼らない。仮名化や、社内で使える環境の利用を。
AIの判断を鵜呑みにしない。属性で不公平が起きていないか、人の目で確認を。
AIはもっともらしく間違えることも。数字・名前・法律・制度は必ず自分で確認。
合否・評価・処分はAIに任せない。「なぜそう決めたか」を人が説明できる状態に。
2026年は法改正の動きもある年。規程や運用が最新の法令に合っているか、要チェック。
「何に使ってよいか」を先に決める。リスクに応じて使う範囲を線引きすると安心です。
「何から始めれば」で止まっている方へ。まずは無料のAI化診断から。Googleフォームで数分、あなたの会社に合うAIの使いどころが見えてきます。